プロローグ
去年の後半「もこもこ」内を席捲した「やさしいあくま」旋風は、11月30日の人形劇公演で、
一端の区切りにもなったので、その時の様子を思い出しながらしながら、これまでの流れを
報告したいと思います。
去年の初め頃だったと思いますが、エルフさんが御友達に教えてもらったという
「やさしいあくま」を小学校の読み聞かせで4年生の教室で読んだ事から始まります。
朝の時間に読むには結構長い絵本でしたが、子供達も熱心に聞いてくれたようで・・・
何よりエルフさん自身が感動して、まるでこの本の宣伝マンになったかのように皆に薦めだしたのです。
そして、それを読んだモッチーさんが、これを人形劇にしようと言い出したのを切っ掛けに
この旋風は、まずはそよそよと吹き始めました。。。

なかむらみつる 作  幻冬舎

とっても感動的な本なんです。
勝手に宣伝マンしちゃいますけど
作者のあとがきも勝手に紹介させて
いただいちゃいますね。


ある日思った。光と影はどっちが先なんだろう?
ある日思った。生と死はどっちが先なんだろう?
そんな時だった。この「やさしいあくま」のお話が生まれたのは(オギャア)


・・・以上、作者のあとがきの抜粋です
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第一幕
★やさしいあくま

★さんびきのこぶた

↑クリックすると画像あり!
ただしビデオを撮った画像なので
(効率悪し、画像悪し)
あしからず。。。
手始めに、この本を全員が読まなくてはいけないという事になり、ぼやっきーさんがAmazonに注文する事になった。 ところが待てど暮らせど本はなかなか到着しない。。。
全く、なんて時間が掛かるんだろう?と思ったが、あとになって聞いたところによると・・・
ぼやっきーさんが注文するのを忘れていた(笑)。。。なんていう事もあったらしい。
その辺のアバウトさが、いかにも「もこもこ」的ではある。
この間、約数ヶ月を経て初夏を迎えつつある頃、全員の本も揃い晴れて打ち合わせへと駒が進みました。さて、打ち合わせと言ってもお茶を飲みながらのワイワイガヤガヤですから、そんなにたいそうな事でもないのですが、いざ話が進みだすと・・・公演時期は11月末!配役は誰と誰!・・・などと話は
とんとん拍子に進みます。 そして↓こんな役割設定になりました。
(脚本)     はなまるさん            (なんてったって直ぐ出来る「はなまる脚本」!)
(美術・音楽) クーミンさんと私          (いたって恥ずかしがり屋の為どちらも裏方志願)笑
(配役)     チュッチュ→モッチーさん     (怪獣系を演じられるのはこの人しかいない!)
         ふう  →はなまるさん      (可愛い優しい系はこの人でしょう♪)
         おばあちゃん→おごっちさん   (おばあさんが定番になりつつある。。)
         樹のおじいさん→ぼやっきーさん(おじいさん言葉が時々幼児語になるのが面白い
                             「そうなんじゃろ」が「そうなんだじょ」に変貌)爆!
         ナレーター→エルフさん     (そりゃ、この人しかいないでしょ。
                              どこの女子アナかと思いますよん)
(監督)     特に無し・・・全員でする。
以上の事があっという間に決まったあと、どんな人形を作るかという話になったが・・・
原作のイメージを、なるべく壊さない為にも絵本の中から切り取ったような感じの物にしました。
←「こんなもん?」っていう調子で、ペラペラの着せ替え人形のような物を簡単に作ってみて
各部の動きは後で考えればいいか。。。と思いつつ制作がスタート。 最初に作った「ふう」は
深く考えもせず頭と胴体を別々に作ってしまったが、使いようによっては動きのある物に
なりそうだったので、これをどうやって動かすかが最後までの課題となった。。。が・・・
制作と同時にスタートした役者の練習は、どんどん熱が入り 
とうとう「これって人形いるの?」みたいな感じになっていきました。。。
やさしいあくま舞台裏 
第2幕(美術篇)
さて、それでも本来人形劇にしようという事でスタートしたものですから
今更、人形を取りやめて普通の劇に変更するというのも美術担当の私としては引くわけにはいきません(笑)
(ですから、ここは私のペースで、どんどん制作していく事になりました。。。)
使用した材料は、殆どがゴミ捨て場から収拾してきたダンボールのたぐいでしたから
制作途中の大道具やら材料を保管していた部屋は、さながら物置の様相を呈していきました。
普段使用していない部屋があったのが幸いでしたが、さもなければ私は「片付けの出来ない女」という
レッテルを貼られてしまった事でしょう。。。笑
人形作りはいたって簡単。形に切り取ったダンボールに、ラシャ紙などの色紙を貼り付けて
切り貼り+ほんの僅かな着色を施しただけです。
制作過程の状態を画像に残しておけば良かったのですが、残念ながら殆どありません。
でも唯一、保存しておいた画像がこれ↓です。
幹の部分に中位のダンボール箱を3個使用。葉の部分は大きなダンボール箱を二つ折りにして幹部分のダンボールの切れ目に差し込みました。枝も同様にして差し込む。 日曜大工などに使用する色ラッカーのスプレーで全体にスプレーする。何色か使えば色の深みも出るとは思うが、この場合そこまで神経は使っていない。 完成した「樹のおじいさん」。。
目と鼻をつけ葉っぱを付け足しました。正面から撮っているので判りにくいですけど、高い鼻がとても上手に出来ました。。。@自画自賛
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チュッチュ第一号です!最初に作ったというだけあって一番丁寧に作りました。
おばあちゃんの病気の元を食べて苦しい表情のチュッチュです。口の部分が開いていて、そこから、もやもやとした病気の元を食べられるようになっています。お腹も膨れて、ちょっと痛そう。 いつもチュッチュ第一号の表情では子犬が死んだりするシーンにはそぐいません。そこで、真面目な表情のチュッチュも作る事に。。。出番は少ないけど、立派に出演しました チュッチュ第一号の後姿です。結果的には後姿なんて全く必要なかったのですが、どこで舞台裏が見えるか判らないので、全ての人形に後姿があります。 公演間近に迫った時になって、えるふさんが「やっぱりチュッチュを演じるもっちーさんにも羽が有った方が良い!」と言い出したので急遽作りました。ま、ざっとこんなもんよ!
最初に作ったおばあちゃん。ちょっと具合の良い時のおばあちゃんなのでニコニコ顔です。ベッドの着せ替えになっているので下半身はありません。 こちらは熱が出て顔も赤くなり苦しそうです。ベッドに完全に潜り込んでいるので首から下は何もしていないのですが、皆から「このばあちゃん、妙に色っぽい!」と言われてしまった。(笑) ベッドに差し込んで汗をつけると苦しい表情のおばあちゃんになります。観客の同情を誘ったシーンでした。 おばあちゃんがいつも寝ているので、ベッドだけの様子を見ることは出来ませんけど・・・実はこんな風に、使い古した枕の様子まで、それらしいんです。 こちらも絶対にお見せしないシーンです。でも、せっかく後姿があるので、ほんぽう初公開!おばあちゃんのうつ伏せ寝です。
ふうの頭です。 あまり深く考えもせずに、頭だけをまず作ってしまいました。折りしも御中元のシーズンだったので届けられたビールの詰め合わせセットの箱が顔と髪の毛になりました。色紙を貼らずに作れちゃったので感激。目の部分とか首周りには紙を貼り、パステルで最後の仕上げをしました。
こちらは胴体の方です。上半身と下半身と別のダンボールで作っている為に、手の部分がズボンに重なり合っていますから物を挟めます。ケバケバした 布のように見えるズボンは、ウイスキーの箱の中に敷き詰めてあった物です。
こんな風にして一体目のお人形完成! ふうは、これの他にもう一体作ったのですが、表情の変化が場面の展開についていけないのでこれだけしか使いませんでした。このフウの表情は能面的なので比較的どんな場面でも違和感がありません。
見たまんま、森の様子です。
どんな風にしようかと、みんなで色々と話し合ったのですが、結局他の物と同じダンボールで作る事にしました。ダンボールはゴミ捨て場から。。。支える棒は、1本2〜30円の植木の支え棒です。それをプランターボックスに差し込みました。
チュッチュがいつも座っていた切り株です。もちろんダンボール製ですがそのままだと座った途端に潰れてしまうので、中に小さな台座が入っています。 森とはちょっと離れた位置に低潅木も作ってみました。

大きな樹が流した涙の後に広がったお花畑。。。
100円ショップで買って来た造花を、みんなで縫い付けました。
チュッチュが変身した赤いお花です。かなりガッチリしっかりと出来ています。
可憐という感じではありませんが、いかにもチュッチュが変身した感じがしませんか?
ちょっとボケちゃいましたけど、ふうの家の内側の窓。おばあちゃんが寝ているシーンでは、こっち側の窓が見えます。 同じくふうの家の窓。。。
こちらは外側です。チュッチュがふうの家にお泊りしたシーンでは、この窓しか登場しません。窓の内側からは3人の楽しそうな声が響いてきます。
余ったダンボールやら箱で御愛嬌に町作りをしてみました。高層ビルあり、ドーム風あり巨大なクリスマスツリーも登場しました。 この町を見て「へぇ〜これって現代の話なんだね」って、言ってくれた人がいました。はて?いつ頃の時代だったんだろう? ボツシリーズ1

チュッチュが抱いていた瀕死の子犬。。。御人形に合わせて作ったのですが、あんまり小さすぎて判りにくいからと、小さめの縫いぐるみで間に合わせました。よって、ボツに。。。
ボツシリーズ2

使わなかったこの人形は、入り口の看板に使いました。下にいる変身したチュッチュは、結構色付けに力が入っていたので是非使ってもらいたかったのですが、この後更に大きく変身する為に、いらなくなりました。
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